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モーターシャフトの緩み [墜落と修理・整備]

最近 Silky Wind 400S を飛ばすと、上空でもモーターの回転音がよく響くようになってきました。以前は、プロペラの風切り音が「シューン」という軽やかな調子で聞こえていたのに、最近はモーターの音ばかり「ギューン」と響いて聞こえます。

この上空でのモーター音の響きには何か違和感を感じました。
モーターシャフトがゆがんだのかと思い、地上でモーターをフル回転させて様子を見ますが振動は出ません。プロペラも良いバランスで回っているように見えます。回転の様子には異常がなさそうですが、念のためメカを降ろしてモーター回りを確認することにしました。


機体から外したモーターです。
ローターのクリアランス

見ると、モーターシャフトが緩んでいました。
シャフトが 1〜2mm 動くほどのガタがあり、アウターローターとハウジングの隙間が開きます。(写真矢印)

モーターシャフトをしっかり押し込んで、シャフトの固定ネジを締め直しすると、ガタがなくなってローターとハウジングの隙間が開かなくなりました。バッテリーをつないでモーターを回してみると、軽く回るようになった気がします。

タキシングや着陸の際に、プロペラが草や石を叩くことがよくありました。その度にモーターシャフトに負担がかかり、徐々にネジが緩んできたのでしょう。飛行中にシャフトが緩むと大騒ぎです。早めに気付いてよかったと思いました。

タグ:モーター
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