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シルキーウィンド雪上飛行 [フライトログ]

ここ数日は、北陸の冬らしく雪がよく降ります。
雪の朝



北陸の冬は、晴れたり雪がちらついたり、めまぐるしく天候が変化します。
ちょっとした晴れ間を狙って飛行場へ出撃しました。

広場は一面、雪で覆われています。
スキーをつけた Silky Wind 400S

今回は、ヨメさんに頼んで飛行シーンを撮ってもらいました。
白銀を蹴って、離陸する Silky Wind 400S。
Take off

カメラを持つヨメさんに配慮して、カッ飛びフライトはなるべく控えます。
雪に覆われた広場をフライ・パス。
Fly By

厚い雲の間から、時折晴れ間が見えます。
冬空に飛ぶ Silky Wind 400S

過去に飛ばした感触ではスキーが大きすぎるように感じたので、スキー板の長さを 6cmほど切り詰めました。
やや空気抵抗が少なくなったと見えて、心持ち飛びが軽く感じます。トリム調整も、スキー板を装着していない状態と同じセンター位置に戻りました。雪上フライトの調子が上向いている手応えがあります。



で、調子に乗っていたら、失敗しました。

着陸した飛行機を、雪上をタキシングさせて手元に戻そうとしたら、飛行機を水たまりに落としてしまいました。
飛行機を水たまりに落とした

飛行機の進行先の水たまりに気付いて、スロットルを絞ってラダーを切ったのですが、プロペラが回っていないとラダーが効きません。スロットルを絞った操作がアダになって、機体はそのまま水たまりへ直進してしまいました。

失敗じゃ (^^;

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新作スキーで雪上フライト [フライトログ]

厳冬だと言われていますが、また晴れた日に恵まれました。
雪上フライト用のスキー板を用意して、飛行場へ出撃。

飛行場は一面の雪景色。陽光の反射が目に眩しいです。
雪に覆われた飛行場

今日は、小さめに作った新作のスキー板を装着。
小さめのスキー板を装着
主脚とスキー板後部の間に、細いピアノ線が見えます。
飛行中は、このピアノ線でスキー板を水平に維持します。

飛ばす前に記念撮影。
地上姿勢は堂に入っていますが、ちゃんと飛ぶのでしょうか?
スキーをはいた Silky Wind 400S

いざ離陸!

雪の状態はふかふかの新雪です。
北陸の雪は重くて湿った雪なので、新雪状態では雪の抵抗が大きくなります。
手で機体を動かしてみると、予想以上に雪の抵抗が大きくてスムーズに走ってくれません。

スロットルを上げて滑走させると、スキー板が雪にとられて機体がつんのめってしまいます。
機体がお辞儀しないようエレベーターをアップに引いて滑走させると、なんとか雪面を離れて上空に上がることができました。

しかし!

強いダウン癖が発生しています。
常にアップを引いていないと、高度が維持できません。

エレベータートリムを15コマほどアップにして、ようやく水平飛行を維持。こんなトリムずれは異常です。急いで機体を降ろすことにします。

機体が目の前を通過したとき、異常事態の原因がわかりました。
スキー板が片方だけ、風圧に押されて下向きに曲がっています。
滑走時の雪の抵抗に負けて、スチレン製のスキー板がへし折れたのです。

この状態で着陸させると、下向きに折れたスキー板が雪面にひっかって機体がひっくり返るに違いありません。しかし、降ろさないとどうしようもないので着陸を敢行します。

注意深く、注意深く、丁寧に着陸させます。

で…

やっぱり玉砕しました。(T_T)
あえなく玉砕
自分で100点をつけたいほど奇麗な着陸姿勢でしたが、折れたスキー板が雪に突き刺さってつんのめりました。
幸い、ふかふかの新雪のお陰で機体は無傷です。

写真からは、左のスキー板がやや折れ曲がっているのが見て取れます。

このスキー板はいくつかの点で失敗でした。
一番の失敗は、簡単に座屈するようなスチレン板で作ったことです。



スキーを交換して、再挑戦

新作のスキー板がつぶれたので、従来のデカ・スキーをつけ直して再トライします。
大きなスキー板で巻き返し

大きな接地面のおかげで、新雪でもすいすい滑ります。
かるくスロットルを上げるだけでスルスルと滑走して、さわやかに離陸します。

ときおり強めの風が吹きますが、大した影響も受けずに風を切って素直に真っ直ぐ飛びます。
先日、あれほど風に敏感だったのが嘘のようです。

どうやら風に敏感だったのは、スキー板が傾いて装着されていたことが原因のようです。
今回、スキー板が機体軸に平行になるよう慎重に取り付けたので、ほとんど風の影響を受けることもなく、着陸もスムーズにできました。

きちんとまっすぐに取り付けるれば、大きなスキー板でも問題ないようです。

…って、当たり前のことか? (^^;

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スキーを作り直し [ラジコン飛行機の製作]

こんこんと雪が降ります。
雪が積もった
このくらい積もると、北陸の冬という感じがします。
多分、飛行場にもこっぽりと雪が積もったことでしょう。



前回の雪上フライトがイマイチの結果に終ったので、新しくスキー板を作り直ししました。
どうもスキーのサイズが大きすぎるように感じたので、今回は小さめに作ります。

3mm厚のスチレンボードを短冊状にカットします。
板のサイズは 5×23cm です。
スキー製作:スチレンボード切り出し

短冊状のスチレンボードを、曲げ加工します。
スキー製作:スチレンボード曲げ
スチレンボードも3mm厚になると、コシが強くて簡単には曲がってくれません。
曲面の内側にカッターで軽くスジをいれ、グラステープを強く引っ張りながら貼り付けて、先端部を曲げました。

主脚台座を取り付けます。
スキー製作:完成
主脚台座は、EPPブロックをスチロールカッターで切り出して作りました。
台座をスコッチのプラスチック用接着剤でスキー板に接着し、グラステープで補強して完成です。


タグ:雪上飛行
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雪上フライト:雪辱なるか [フライトログ]

今日は、暖かいくらいによく晴れたラジコン日和でした。
いつもの広場は真っ白に雪に覆われ、日差しを眩しく反射します。新年の青空に、同好の諸氏が集まりました。

私は雪上フライトに向けてスタンバイ。
Silky Wind 400S に自作のスキー板を取り付けました。
雪上のSilky Wind 400S

みなさん、このスキーを見て「フロートつけたんだね」と言います。
フロートじゃありません。スキーです (^^;

確かに水に浮かびそうに見えるほど、大きなスキーです。
ちょっと大き過ぎました。これほどサイズが大きいと飛行に影響がでます。

実はこの飛行機は、去年の雪上フライトで着陸に失敗して壊した経験があります。
今日こそ、雪上フライトの失敗を雪辱します!


雪上フライトの結果

離陸は楽勝です。
ザラメ上に固まった雪質でスキーが滑りやすく、草地の滑走より楽にスピードに乗ります。

上空ではスキーの大きさが災いして、操縦性に影響が出ました。
ループの上昇ではスピードがのらず、空気抵抗の大きさを感じます。

一方、ロールや背面飛行ではあまり影響を感じません。
スキーの影響で軽くダウン気味の傾向がでるので、背面で浮きがよくなったような感覚を受けます。

横風にはとても弱くなりました。スキーが大きいためか、少しの横風で急に機体が傾きます。
スピードを落とすと風の影響が顕著に出て、機体がふらふらします。
そのため着陸がシビアになって、3回のフライトで2回も着陸に失敗。

1回目の着陸は、風でふらつく機体を抑えられず翼端を接地して側転。
機体のダメージはありませんでしたが、明らかな失敗。
2回目のフライトは、風に傾く機体を立て直そうして着陸エリアをオーバーラン。
サッカー・ゴールのネットへぽよよんと飛び込んで、ギャラリーの笑いを誘いました。
3回目の挑戦で、ようやく普通に着陸できました。

どうもスキー板のサイズが大き過ぎたようです。
晴れた日は雪の表面が固く締まるので、もっと小さなスキー板でも十分滑走できます。
もちっと、考え直そう。


みなさんのフライトの様子

T-REX 700 Nitro
T-REX 700EX

JR エアスキッパー 50
JR エアスキッパー

T-REX 500EX
T-REX 500EX

ヘリ組の方々が元気です。
他に、小型の発泡飛行機を楽しむ方も数名。冬晴れの空ににぎわった雪の飛行場でした。

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明けましておめでとうございます [雑感]

新年 明けましておめでとうございます。

北陸では昨年のクリスマス頃から雪が降り始め、年末にはなかなかイイ感じに雪が積もりました。しかし、なかなか天候に恵まれず、雪上フライトへ出撃するチャンスがありません。うかうかしているうちに、せっかく積もった雪も融けてしまいそうです。

今年はどれだけ出撃できるでしょうか。
みんなが安全に楽しくフライトできますように。


写真は昨年撮影したムービーから抜粋。
青空を駆けるSilky Wind 400S

青空を駆けるSilky Wind 400S

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