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今日の飛行場 [フライトログ]

9月に入りました。
二百十日を過ぎて、ようやく朝晩が涼しくなってきました。日中はまだまだ暑いですが、朝方ならそう暑苦しい思いをせずとも外にいられます。

今日はいつもとフライト場所を変えて、水辺の飛行場。
水辺飛行場
朝で風が凪いでいて、対岸の景色が水面に鏡映しになっています。

水辺飛行場のSilky Wind 400S
爽やかな風景です。水上機を持っていたら嬉しくてしようがないでしょうね。

しかしこの場所は、ひとたび操縦を誤れば機体が水中に没する可能性が高いです。水没が怖くて、ここではなかなか飛ばす気になれなかったのですが……
なんと言っても、この木陰がありがたい。(^^)v
木陰が涼しい
木陰で、直射日光の直撃を避けられます。
近年の日射しの強さときたら半端ありません。アンプやモーターが焼ける前に人間がダウンしてしまいます。涼しい季節が訪れるまで、水没事故の恐怖と戦いながらここで飛ばすことにします。


暑さ対策に、飲み物&ペットボトルたっぷりの水とタオル。
暑さ対策に水を準備
ペットボトルの中身は普通の水道水。水でひたひたに濡らしたタオルを首に掛けると、冷たくていい暑さしのぎになります。顔や体が汗ばんできても、濡れタオルで汗を拭えばすっきり爽やかに過ごせます。


暑さ対策をして、いざフライト!

水辺で飛ばすのはやはり緊張します。背面飛行で逆打ちなぞしたら、一発でアウトです。
でも緊張で指が震えるくせに、わざと低高度で飛ばしたりします。日差しも熱いですが、この緊張感もアツいです。(^^;

1フライト毎に、木陰に逃げ込んで体を冷やします。
木陰と濡れタオルのお陰で、すぐに汗が引きます。


満足して飛行機を片付けていると、近くのグランドからヘリのローター音が響いてきました。
グランドに立ち寄ると、ベテランK氏の姿。
JR エアスキッパーを操ります。
JR AIRSKIPPER
空気に張り付くようなホバリングの後、アイドルアップして一気に上空へ。キューバンエイトやら連続ロール、ストールターンで青空いっぱいに駆け回ります。

私も先ほど片付けた飛行機を引っ張りだして、1フライト参戦。もう少し飛ばしたかったですが、暑いのはやはり苦手です。早く涼しい季節にならないかな。


タグ:SilkyWind
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モーター修理 [墜落と修理・整備]

お盆なので…
世話になった親戚への手土産用にと、桃を箱買いしました。

おいしそうな桃が7個入りで980円。安さに満足して買ったはいいが、一皮むくと茶色く変色した傷みかけの桃。絵に描いて額縁に飾ったような安物買いのゼニ失いです。せっかくの手土産が台無しだと、食べ物にうるさい ヨメに怒られました。(T_T)


お盆なので…
久しぶりに時間の余裕がとれました。

いつもの愛機を抱えていつもの飛行場へ。陽が高くなると容赦なく気温が上がって、とてもラジコンどころではありません。なので早朝にフライトします。

ラジオ体操の子供たちは居ません。
朝、雲の切れ間から夏の日射し
ここ数日の天候は、雷を伴う驟雨と灼ける日射しが目まぐるしく入れ替わる不安定な空模様。
今日も厚い雲の切れ間から、夏の太陽が存在を主張しています。雲が出ている間は屋外でもなんとか生きていられますが、雲が切れて直射日光を浴びると生命力を奪われます。私のようなインドア系軟弱人類には危険な季節です。(^^;


閑話休題。

さて、飛行前点検でモーターをフルスロットルで回してみると、ガーという異音がします。

ちょっと気になる音ですが、プロペラの引きに問題は無さそうです。
思い起こせば、前回のフライト時にもこの異音がしていたような気がしますが、そのときは何も問題なかったので、確認のために飛ばして様子を見ることにしました。

いざ飛ばすと快調な飛びです。スタント練習をしても、モーターのパワーに不足は感じません。むしろ気のせいか、前回よりパワーを感じるほど。ただ、飛行機からグワーっと濁った回転音が聞こえてきます。
どうもモーターの異音が大きい。5分程フライトさせた後、着陸させました。

あれほど上空でうるさかったモーターが、地上でくるくる回しても何も異音はしません。
あの異音の原因は何? (@_@?

ふと気が付いて、プロペラをつかんでモーターシャフトを引っ張りながらモーターを回すと「ギギ…キキ…」と異音がしました。回す手応えにもざらつきを感じます。プロペラの推進力が働いてモーターシャフトが引っ張られると、異音が発生するのでした。

今日は全然飛ばしていませんが、早々に撤収してモーターを点検することにします。

冷静な判断力です。ここで無理をしてモーターを壊そうものなら、また要らぬお金がかかります。ただでさえ安物買いの桃で損をしているのです、私は。


モーター修理

モーターを取り出します。
モーターを取り出す
この機体は、モーターの脱着にはリンケージやらバッテリーベイやら、もろもろをはずす必要があるので何気にたいへんです。お盆の最中に、全バラ修理する羽目になるとは (^^;

モーターをばらしてみると、マグネットが1個外れて飛び出しています。
磁石が外れている
なんて判りやすい。

外れたマグネットを接着し直します。
耐熱性・耐衝撃性の接着剤を使いたいところですが、そんないいモン持っていません。手持ちのエポキシ接着剤で間に合わせます。瞬間接着剤は熱にも衝撃にも弱いので、この用途には向かないでしょう。

修理時に気が付きましたが、マグネットはカシメ固定ではなく接着剤固定です。あまり酷使すると磁石が外れやすくなるかも知れません。このモーター (E-MAX BL2215/20)、安い割にパワーも申し分なく回転の質感も良いので気に入っていたのですが……

はっ!? これも安物神の祟りか???…… (^^;;


P.S. 修理後は、元通り快適な回転を取り戻しました。よかった。

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梅雨空に強風フライト [フライトログ]

ムシムシと暑い日が続きます。
梅雨にしては厚い雲が空を覆うだけで、雨が少ない気がします。
この日も朝から曇るだけで雨はなし。

厚い曇の下、スタンバイする Silky Wind 400S
梅雨の雲空

熱い日射しに灼ける様な思いをしないで済むのは嬉しいのですが、風が強い。

『勘』測では、風速 4〜7m/s。
ときおり 9m/sくらいの風がビューと音を立て、置いてある飛行機が揺さぶられます。
広場周囲の木立は、風でゆらゆらと揺れて上空の風の強さを予感させます。

さっそく飛ばしてみると、小さな機体が風でぐいぐい揺さぶられます。
横風にコースをとると、一気に風下へ流されます。
絵に描いたような強風下の展開。
2年前の自分だったら、泣きがはいる状況です。

でも最近は、このくらいの風なら機体を壊さずに降ろせるようになりました。
ちゃんと着陸できるので主脚のピアノ線も曲がりません。
我ながら着陸だけはうまくなったもんです。 (^^;


強風下で飛行機を飛ばしていると、ヘリのホバリング操舵を想起しました。
風に煽られて機体が傾いたらすかさず修正舵を打ちますが、パッと修正舵を打ってすぐ戻すタイミングがヘリのホバリングでのエルロン操舵に似ています。また、風で上下する機体の高度はスロットルで一定に保ちますが、これもヘリのピッチ操舵と似ている気がするのです。

私的には、シミュレーターでヘリのホバリング練習をやっていることが、強風下の着陸に役立っているように思えました。

タグ:SilkyWind
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