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Savanna 撃墜 [墜落と修理・整備]

2度の衝突と6度の墜落を経験しましたが、愛機 Savanna はよく耐えて破損らしい破損が生じませんでした。EPP製の機体はめったなことでは壊れない、と思っていた矢先、あっさりに壊してしまいました。
EPPの頑丈さを過信して、操縦が甘くなっていました。失敗です。

ループ(宙返り)やロールの練習をしていたときです。
ループ中に、強い横風にあおられて機体の引き起こし姿勢が乱れました。
まずいっ!と思った瞬間、「べちッ」というキシむような音を立てて機体が地面に激突します。

ループの失敗

墜落した機体を調べると、バッテリーを積む開口部から機首の付け根にかけてザックリと裂けています。写真ではわかりにくいですが、機首先端部は砂を噛んでつぶれています。

裂けた機首

機首の裂け目

補強のグラステープをはがすと、バッテリー開口部から大きく裂けていることがわかります。
機首に積まれていたリポにも影響が及んでいます。

シュリンクが裂けたリポ

シュリンクパックが破れて、裂け目からのぞくとアルミのような金属がひしゃげて折れ曲がっているように見えます。

バッテリーのセルが破損していると、電解液がもれたり発火したりしてたいへんなことになるかも知れません。まずは、破損したリポバッテリーを始末する事にします。

ですが、どうやって始末したものか見当がつきません。

販売元のWebサイトには「リポには有害物質は入っていないため完全に放電した後は、各自治体の定める方法に従い廃棄してください。」との説明書きがありますが、破損したリポを廃棄しても突然燃え出したりしないのでしょうか?

とても気になります。そこで、シュリンクパックを開いて破損状態を調べる事にします。

放電させた後、シュリンクパックをはがしました。
セルの角が激しくひしゃげていますが、電解液のもれはないようです。

リポのシュリンクをはがす

さらにばらします。

セルごとに分解

ひしゃげているように見えたのは、セル外装のアルミ箔のふちでした。

リポのセル本体には影響が及んでいないように見えます。しかし、見た目だけでは内部の状態は判断できません。
このまま屋外の雨がかからない場所に安置して、様子を見る事にします。

その後

1週間以上経ちましたが異常なしです。膨張、発熱、液漏れなどの兆候もありません。どうやら、シュリンクパックが裂けただけで、リポのセル本体にはダメージが発生しなかったようです。

調子のよいバッテリーだったのに、惜しい事をしました。ここまでばらしては再利用できません。
バッテリーを買い直す羽目になりました。ちゃり〜ん(預金の残高が減る音)

さて、機体修理はどうしよう。


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