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フライトシミュレーターの効果 [フライトシミュレーター]

前回、フライトシミュレーターでの入門をお勧めしました。
本当にフライトシミュレーターで練習すれば、実機(ラジコン飛行機)をうまく操縦できるようになるのでしょうか。

リトルベランカというラジコンショップのWebサイトに、ラジコンを飛ばしたことがない人にシミュレーターで飛行練習をさせて実際にうまく飛ばせるようになるか、というレポートが掲載されています。
ラジコンを始めよう - 初飛行から失敗しないすごい練習法があります
上記のレポートはラジコンショップが書いているので、絶対に誇張や脚色がないとも言い切れませんが、シミュレーター効果のほどがうかがえます。

実際にフライトシミュレーターの効果があったのかどうか、私の場合を紹介します。

まず RealFlight を買い、パソコンで1ヶ月以上飛行操作を練習しました。少なくとも500回以上は飛ばしています。
おかげでシミュレーター上ならば、離着陸は当然として宙返り、ロール、背面飛行やキューバン8など基本的なアクロバット飛行もこなせるようになりました。
また、かなりの強風でも思った通りの場所に着陸できるよう、横風の設定を強くして練習に励み、飛ばす機体も初心者向けの練習機だけではなく、操縦が難しいアクロバット機やスケール機なども数多く練習しました。

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(RealFlight G4 の中で、お気に入りの一機)

もちろん、数えきれないほど墜落もしました。実機(ラジコン機)だったとしたら、お金が何百万円あったとしても足りなかったことでしょう。飽きるほど練習を繰り返し、フライトシミュレーターでの飛行に十分な自信がついた頃、実機(ラジコン飛行機)の初飛行にチャレンジすることにしました。

そして初飛行

離陸はあっけなく成功。あまりに簡単に離陸できたので、拍子抜けしたほどです。
しかし、飛行姿勢を安定させる事ができません。飛行場内で上手に旋回させる事ができず、場外にはみ出しそうになって急旋回。旋回からうまく戻せずに高度が低下。あわてて急上昇させて頭上で失速ぎみにターン。急降下して地面すれすれで急上昇。殺虫剤をかけられてもがき苦しむハエのような飛び方です。

狂ったように飛び回る

う〜ん難しい、思うように飛ばせない。墜落させる前に地面に降ろそう…
これ以上の飛行をあきらめて、スロットルをスローまでゆるめたときです。ウソのように機体が安定し、なんとか水平状態を保てるようになったのです。

これならちゃんと着陸できる!
広場をゆるやかに旋回させ少しずつ高度を落とします。

あと少しで着陸ぅ …

という瞬間に、広場脇の案内板に激突
バコッという鈍い音を立てて、機体が案内板の下に転がりました。

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