じっくり飛行調整 [フライトログ]
梅雨明け前ですが、ここ数日は日射しが強く、早朝でないとラジコンを飛ばしていられません。
ようやく雲が多い天候になったので、一週間ぶりのフライトです。
空は雲に厚く覆われていますが、気温・湿度とも高く、じっとりと汗ばんできます。たまに吹く1〜2m/s ほどの弱い風が、涼を誘ってくれるので助かります。
今回は、シルキーウィンド (Silky Wind 400S) 単体出撃です。
写真では奇麗な芝地に見えますが、草の生長が早いのですぐに離陸の滑走が難しくなってきます。
この日は、5分ほどのフライトを3回飛ばしました。
この飛行機にもだいぶん慣れたつもりですが、やはり発進前はドキドキします。
1回目のフライトでは指がガクガク震えるほど緊張しました。しかし指が震えている割に機体はまっすぐ飛びます。この飛行機、素晴らしく安定性がよいのか、それとも単に舵の反応が鈍いのかよくわかりません。(^^;
● いろいろ調整しました
[ 重心を後ろ寄りに移動 ]
当初、キットの指定範囲内の重心位置だったのですが、着陸時には速度を出して突っ込み気味に降ろさないと機体姿勢が安定しません。エレベーター中立位置のアップ量も多いように感じていたので、重心を 3mm ほど後ろ側に移動しました。
この結果、速度を落としても軽い頭上げの姿勢でも安定するようになり、着陸時に自然なフレアがかかるようになりました。この重心下げはうまくいったと思います。
[ エルロンのディファレンシャルをやめた ]
エルロン作動にディファレンシャルをつけていましたが、これをやめました。
エルロン1サーボなので、リンケージの変更になります。
「エルロンにディファレンシャルをつけると、アドバース・ヨーが減少する」との情報を、ただ鵜呑みにしてディファレンシャルをつけていましたが、あまりメリットを感じません。
この飛行機は、深いバンクをかけて一気にターンをさせるので、ほとんどアドバース・ヨーの影響を感じない上、この機体のようにエルロンの翼弦が小さくて翼根側に位置する設計では、もともとアドバース・ヨーが出にくいようです。
アドバース・ヨーの影響よりも、ディファレンシャルをつけた影響でバンク時に不自然に高度が低下するように感じたので、エルロンディファレンシャルをやめました。ディファレンシャルを止めたら、旋回時に機体姿勢をコントロールしやすくなった気がします。
[ エルロンを少しダウン側に調整 ]
エルロンの中立位置を少しだけダウン側に調整しました。エルロン後縁端で 0.4mm ほどの微妙な調整です。主翼の迎え角を少しだけ増やす効果があり、エレベーターをあまり引かなくても機体が浮くようになりました。
背面飛行では気持ちエレベーターのダウン操作量が増えます。その一方、離着陸での機体の浮きがよくなりました。特に離陸では、空気にふわりと乗る感触がなんとも言えず気持ちいいです。この調整結果はハナマルです。
この飛行機、あまりのカッ飛びぶりに度々肝を冷やす思いをしてきましたが、細かく調整した結果、徐々に飛ばしやすくなってきました。だんだん手に馴染む感じがしてきます。
ようやく雲が多い天候になったので、一週間ぶりのフライトです。
空は雲に厚く覆われていますが、気温・湿度とも高く、じっとりと汗ばんできます。たまに吹く1〜2m/s ほどの弱い風が、涼を誘ってくれるので助かります。
今回は、シルキーウィンド (Silky Wind 400S) 単体出撃です。
写真では奇麗な芝地に見えますが、草の生長が早いのですぐに離陸の滑走が難しくなってきます。
この日は、5分ほどのフライトを3回飛ばしました。
この飛行機にもだいぶん慣れたつもりですが、やはり発進前はドキドキします。
1回目のフライトでは指がガクガク震えるほど緊張しました。しかし指が震えている割に機体はまっすぐ飛びます。この飛行機、素晴らしく安定性がよいのか、それとも単に舵の反応が鈍いのかよくわかりません。(^^;
● いろいろ調整しました
[ 重心を後ろ寄りに移動 ]
当初、キットの指定範囲内の重心位置だったのですが、着陸時には速度を出して突っ込み気味に降ろさないと機体姿勢が安定しません。エレベーター中立位置のアップ量も多いように感じていたので、重心を 3mm ほど後ろ側に移動しました。
この結果、速度を落としても軽い頭上げの姿勢でも安定するようになり、着陸時に自然なフレアがかかるようになりました。この重心下げはうまくいったと思います。
[ エルロンのディファレンシャルをやめた ]
エルロン作動にディファレンシャルをつけていましたが、これをやめました。
エルロン1サーボなので、リンケージの変更になります。
「エルロンにディファレンシャルをつけると、アドバース・ヨーが減少する」との情報を、ただ鵜呑みにしてディファレンシャルをつけていましたが、あまりメリットを感じません。
この飛行機は、深いバンクをかけて一気にターンをさせるので、ほとんどアドバース・ヨーの影響を感じない上、この機体のようにエルロンの翼弦が小さくて翼根側に位置する設計では、もともとアドバース・ヨーが出にくいようです。
アドバース・ヨーの影響よりも、ディファレンシャルをつけた影響でバンク時に不自然に高度が低下するように感じたので、エルロンディファレンシャルをやめました。ディファレンシャルを止めたら、旋回時に機体姿勢をコントロールしやすくなった気がします。
[ エルロンを少しダウン側に調整 ]
エルロンの中立位置を少しだけダウン側に調整しました。エルロン後縁端で 0.4mm ほどの微妙な調整です。主翼の迎え角を少しだけ増やす効果があり、エレベーターをあまり引かなくても機体が浮くようになりました。
背面飛行では気持ちエレベーターのダウン操作量が増えます。その一方、離着陸での機体の浮きがよくなりました。特に離陸では、空気にふわりと乗る感触がなんとも言えず気持ちいいです。この調整結果はハナマルです。
この飛行機、あまりのカッ飛びぶりに度々肝を冷やす思いをしてきましたが、細かく調整した結果、徐々に飛ばしやすくなってきました。だんだん手に馴染む感じがしてきます。
タグ:SilkyWind
こんばんわ。ウチのようなマニアックなところへ、ご訪問、niceありがとうございます。ayasoloさんのところでお見かけする方ですね。
今回の記事、ゆっくり読ませていただきました。深い・・・深いですねぇ、そっちの世界もw( ´艸`)ムププ でも、私、すっかりaya氏に洗脳されてますので、ラジコン飛行機にもじわじわ~っとながら興味が出てきてるんですよ。今のところは、デザインへの興味ですが、飛ばすと楽しいのでしょうね。
(^-^)/~~~
by p-ani (2010-07-03 22:06)
シルキーってきれいなシルエットしてますよね!
微調整もマメにされているようですごいですね(当方、大体で「エイヤッ」って感じで飛べばいいや!的な・・)
そういえばKONIさん! シルキーにパイロットは搭乗させないのですか~
by ガンボバ (2010-07-04 01:54)
自分の飛行に合った重心位置が見つかってよかったですね。
by gen (2010-07-04 07:03)
p-ani さん、ご訪問&コメントありがとうございます。
ayasolo さんのblog経由で p-aniさんのblogを見つけました。単なるガンプラ写真というだけでなく、ストーリー仕立てで興味深いことを書いているので、とても面白いと思いました。
ガンボバさん、コメントありがとうございます。
手持ちの機体が少ないので、ちまちまといじっては遊んでいます。それなりに効果があったと思われる調整結果を載せました。
パイロットは、たぶん乗せないと思います。私、人形の表情がコワいんです...(^^;
gen さん、コメントありがとうございます。
なんだか皆さんが重心、重心って言っている意味がわかったような気がします。
by KONI (2010-07-04 11:37)
こんにちは。ご訪問ありがとうございました。
ラジコン飛行機って、結構大きいのですね!
それなのに、「重心を 3mm」とか「0.4mm ほどの微妙な調整」だなんて、あまりに繊細でびっくりです。
初めて見る世界って、全てが驚きで面白いです♪
by けやき (2010-07-04 23:37)
けやきさん、コメントありがとうございます。
こんなヘボ道楽 blog にお越しいただいて恐縮です。世間にはいろいろな人間がおるな、と何かの話のネタにでもなれば幸いです。
by KONI (2010-07-05 12:48)
お久しぶりです!
やっと来れました〜
といってもまだまだ我が家はひどい状態ですが...
なにわともあれ奇麗な芝生とシルキー君に癒されます。
離着陸の動画などいつか見てみたいな〜なんて
by ayasolo (2010-07-05 14:53)
ayasolo さん、引っ越しおつかれさまです。
シルキーウィンドのムービー、仕事が落ち着いたら編集して公開したいと思っています。飛ばし方がヘボなものですから、生ムービーではとても公開できませんです。見ているだけで酔ってきます...(^^;
by KONI (2010-07-05 23:54)