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Silky Wind 400S 製作7 (尾翼) [ラジコン飛行機の製作]

(Silky Wind 400S 製作その6はこちら)

● エレベーターのリンケージ

エレベーターはワイヤーリンケージにしました。
ラダーの追加でテールまわりの重量が増えるので、少しでもリンケージを軽くするためです。
ワイヤー引きのエレベーターリンケージ
ラダーを切断したおかげで簡単に尾翼内に手が入るので、エレベーターホーンを内蔵することにしました。ホーンが連結金具の中央に位置するので、エレベーターの片効きを防止できます。

エレベーターホーンはサーボホーンを流用。ステンレスワイヤーとカシメ金具はホームセンターで購入。
ワイヤーのカシメ固定は、電工用ペンチで圧着しました。


● 水平尾翼の取り付け

水平尾翼の取り付け穴には盛大にバリが出ていたので、ヤスリでバリを落とします。

バリを落として水平尾翼を通してみると、取り付け穴の寸法が足りずにエレベーター連結金具を通す余裕がありません。でももう、この程度の設計精度の不良では驚いていられません。連結金具が通るよう、ルーターで尾翼の取り付け穴をさくっと加工します。

そして、エレベーターのリンケージワイヤーをボディ内に通し、水平尾翼を取り付けます。
ここは慎重に中心と直角を出して、正確に固定します。
水平尾翼の取り付け
水平尾翼が固定できたら、エレベーターを取り付けます。


● ラダーの取り付け

ラダーヒンジを接着
ラダーのヒンジは、フロッピーディスクを切り出して使いました。

ラダーをつけてから気づいたのですが、フロッピーディスク製のヒンジはキット付属のペーパーヒンジよりずっとスムースに動きます。

ペーパーヒンジは瞬間接着剤でカチカチに堅くなって、ヒンジの動きが重くなりました。一方、フロッピーディスクは接着剤がよくつき瞬間接着剤でも堅くならず、引っ張りに強く、しなやかで、ラジコン飛行機のヒンジにはうってつけだと思います。
すべてのヒンジをフロッピーヒンジで作成すればよかったと思いました。


(製作その8へつづく)

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Silky Wind 400S 製作6 (ラダー切出し) [ラジコン飛行機の製作]

(Silky Wind 400S 製作その5はこちら)

昨日、今日と雪が降り、家の近所では2日間で50cmほど積もりました。
これだけ雪が積もるのは久しぶりだなぁ。
近所の積雪の様子
公園のブランコが雪に埋もれています。
冬の北陸らしい陰鬱な鈍色の空。

実は、シルキーウィンドは飛行可能状態まで完成しています。
正月休みの間に一気に製作を進めました。

しかし、連日の降雪で一向に飛行テストができません。
新作機を調整もなしにいきなり雪上デビューして、無事に帰還させる自信はありませんが、これだけ雪が積もったのだからスキーをつくって雪上デビューさせなきゃいけないかな…?

ラジコンを飛ばせない間は、製作記をぼちぼちと進めます。



● ラダーの切り出し

奇麗なデザインの垂直尾翼です。
垂直尾翼の曲線デザイン
メーカーいわく、『ボディをキレイにつくる為、ラダーを固定し一体型にしました。』
と言うだけあって見事な仕上げです。

ラダーを追加するつもりですが、この曲線を見る度に切断をためらいます。
何度も「ラダーなしで完成させようか…」と思いましたが、横滑り丸出しでターンするのもみっともないし、奇麗に飛ばすことを考えるとラダーは必要だと思います。

やはりラダーをつけよう。キットをそのまま組み立てるのもつまらんし。(←本音)

改造魂をわくわくさせながら、プロクソンのミニルーターを手に取ります。
ボディを養生して、カットラインを慎重に決めて、いざカット!
ラダーを切り出す
写真ではあっと言う間にカットしたように見えますが、実際にはえらく苦労しました。
尾翼上下端の樹脂の固まりが異様に硬く、簡単にはカットできませんでした。ルーターのビットは丸のこ刃だけでなく、ダイヤモンドミニカッターも使いました。

ラダーホーンを取り付ける溝と、ボディにリンケージを出す穴をルーターで加工。
さらにバルサでヒンジ部を作成します。
バルサでヒンジ部を追加

この後、エレベーターを加工します。

(製作その7へつづく)



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Silky Wind 400S 製作5 (主翼2) [ラジコン飛行機の製作]

(Silky Wind 400S 製作その4はこちら)

● 主翼の製作 (2)

左右主翼が接合できたので、主翼をボディに合わせてみます。

準備段階からわかっていましが、後縁が 2mm ほど主翼固定部からはみだします。そこで、はみだした後縁をカッターで削って合わせるのですが、いまいち主翼とボディの合わせ面がしっくりしません。どうしても 2mmほどの隙間が空きます。(下写真)
主翼固定部の隙間
主翼の組み立ては問題ありませんでしたが、ボディへの取り付け形状が合わないのはちょっと精度の低さを感じます。
まあ、このくらいの隙間は後でなんとかすることにしましょう。

次はダウエルピンとウイングボルト穴を加工します。主翼を仮固定し、ボディ中心ときっちり直角になるよう目印をつけました。この目印に合わせて、ダウエルピンを固定しウイングボルト穴を作ります。

これで主翼がボディに固定できるようになりましたが、次はエルロンホーンがボディに干渉します。(写真:矢印の部分)
エルロンホーンがボディに当たる

エルロンホーンが当たる箇所を削る
エルロンホーンに干渉する部分を電動ルーターで削りました。ウイングボルト固定用のベニヤ補強がえらく堅くて、普通のヤスリではほとんど削れません。電動ルーターがないととてもやってられないでしょう。それにしてもホーンが干渉するなんて、設計の詰めがあまいような気がします。

エルロンヒンジを接着し、サーボを搭載。リンケージを工作して主翼が形になりました。
ボディと一緒に記念撮影。
主翼が完成

(製作その6へつづく)

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Silky Wind 400S 製作4 (主翼1) [ラジコン飛行機の製作]

(Silky Wind 400S 製作その3はこちら)

● 主翼の製作 (1)

モーターのメドがついたのでキット製作にとりかかります。説明書通り主翼から始めました。

組み立ての前に主翼パーツを胴体にあてがってみると、胴体の主翼取り付け部より翼弦が2mmほど長いため、主翼が固定できないことがわかります。これは主翼後縁を削って対処することにします。
また、フィルムがはがれかかっている部分があり、アイロンを当てなおすか瞬間接着剤を流してフィルムはがれを抑えておきます。

  • エルロンホーン穴のバリ取り

  • エルロンホーンの出口穴がフィルムとプランク材の接着バリに覆われており、エルロンがほとんど動きません。ホーンの出口穴周辺をヤスリやカッターで切り広げて、エルロンの動作角を確保します。
    エルロンホーンの出口を広げる

  • 接着の準備

  • フィルムが中央の接着面まで回り込むように貼ってあるので、接着する部分のフィルムをはがします。下写真は主翼接着部のフィルムをはがした様子です。中央部にはエルロンサーボの固定スペースが設けられています。
    接着部のフィルムをはがす

    カンザシの穴には接着のバリがはみ出しているため、ヤスリでバリをよく落します。カンザシ穴は1.8mmほどの薄さなので、薄いヤスリが必要になります。
    カンザシ穴のバリを落とす
    バリを落とすと、カンザシがしっくりとガタもなく入るようになりました。

  • 左右主翼の接着

  • 接着剤のはみ出しをカバーするようマスキングテープを貼っておき、エポキシ接着剤で左右の主翼をガッチリ固定します。エポキシ接着剤をドライヤーで加熱すると、サラサラの液状になってバルサの繊維によく染み込んでいきます。そのまま接着面がずれないように押さえて、エポキシ接着剤が硬化するのをじっと待ちます。

    写真は左右の主翼を接着した状態です。
    左右の主翼を接着した

    接着面のバリ取りや、フィルムはがし等のちょっとした加工の手間はありましたが、主翼接合は案外簡単でした。主翼の組み立て精度そのものにも問題はなさそうです。

    (製作その5へつづく)


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    Silky Wind 400S 製作3 (モーターテスト) [ラジコン飛行機の製作]

    (Silky Wind 400S 製作その2はこちら)

    ● ブラシレスモーターのベンチテスト

    Silky Wind 400S用に、enRoute enPower 26-1200 を買いました。
    このモーターが、私が求めているだけのパワーが出せるかテストします。

    アルミアングル材を加工して、モーターを取り付けます。
    アルミアングル材にモーターを取り付け
    アンプ (ESC) は同じ enRoute の enESC-30LC を組み合わせました。
    LiPoバッテリーは Hyperion LG325-1600-3S、プロペラは APC 8x6E です。

    プロペラを実際に回して、回転数と消費電流・消費電力を計測します。
    モーターをベンチテストする
    タコメーターを見ると 9,300rpm 程度で回ります。消費電力は約 205W。
    気温が5℃程度と寒く、電圧が早々に10.8Vを割り込んでバッテリーがまるで本領を発揮していない感じです。暖かい日ならもっと回るかも知れません。

    推力計算値は約730g。機体重量650g に比較し、1.1倍はあります。
    目標の1.3倍には及びませんが、これならスピーディに飛んでくれると思います。私の腕前では、これ以上のパワーが必要になるのはまだ先のことでしょう。


    ついでに買った、E-MAX BL2215/20 も回してみます。
    モーターの回転音は太い感じがしました。
    E-MAX BL2215/20もテスト
    enPower 26-1200 と比較して、回転数は 50rpm ほど上乗せしたあたり、消費電力もわずかに多くなります。 enPower 26-1200 より外径が大きく若干重いので、その分は強力な回転を期待していましたが、8x6 のプロペラを回す限りはさほど違いを感じません。プロペラやアンプを変えるともっと違う結果が出るかも知れませんが、これ以上のテストは止めにします。

    E-MAX BL2215/20 も十分に満足できるモーターですが、こと Silky Wind 400S に使うことを考えるとバックマウント形状は不都合です。この機体は enPower 26-1200 で行くことに決めます。

    (製作その4へつづく)


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    Silky Wind 400S 製作2 (モーター選定) [ラジコン飛行機の製作]

    (Silky Wind 400S 製作1はこちら)

    ● モーター選定

    数千円でぽちっと購入した Silky Wind 400S に使うモーターを考えました。

    名前の通り400クラスのモーターを使用しますが、400クラスのモーターはいろいろあってどれが適しているのか迷います。電動機を作るうえで、モーターの選定はとても頭を悩ませます。

    LiPoバッテリーは3Sで決定です。説明書には2Sも可とありますが、この機体重量に 2S LiPoバッテリーでは、水平飛行しかできないと思われます。プロペラは8インチサイズにします。9インチではこの小さな機体には少々大きいように思えますし、そもそも主脚の長さが足りません。

    この前提で、2Sリポ&8インチのプロペラで 850g 前後の静止推力を出せるモーターを選びます。飛行機が元気よく飛ばせるのは機体重量の1.3倍の推力が目安だと聞いたので、Silky Wind 400S の完成重量は 650g を1.3倍した 845g が推力の目標です。

    400クラスモーターで、ざっと目についたところでは、
  • Hyperion ZS2213-18 (1042kV) 5,380円
  • Waypoint E2215-18 (1039kV) 3,980円
  • enRoute enPower 26-1200 (1200kV) 2,800円
  • E-MAX BL2215/20 (1200kV) 1,790円
  • あたりが手頃に思われます。もっと高価なモーターなら他にもありますが、経済的にボツ。

    Hyperion ZS2213-18 はテストデータによると、8x6インチプロペラで 9,900rpm。推力は計算値 833g。
    Waypoint E2215 は8インチプロペラでのテストデータがなく判断不能。カタログの数字から想像すると、HP-ZS2213-18 よりやや非力な気がします。
    enPower 26-1200 は出力データ無し。
    E-MAX BL2215/20 はサンプルデータによると、8x3.8SF で11,050rpm (推力960g) と一番パワフル。

    値段の安さとパワーから見れば迷わず E-MAX BL2215/20 を選ぶところですが、Silky Wind 400S はフロントマウントなので、モーターをフロントマウント型に改造する必要があります。
    enPower 26-1200 は、フロントマウント型でローター外径も26mmと若干スリム、モータースペースが狭い Silky Wind 400S には好都合な形状です。重量も 51g と BL2215/20 より若干軽い。気になるのは出力データが無いことで「enPower28と同等以上のパワー」としか書いてありません。enPower28 って何様よ?
    形状と出力データから見て安心して使えそうなのは Hyperion ZS2213-18 ですが、数千円で手に入れた機体に使うにはちょっと高価。

    結局 enPower 26-1200 を買ってみることにして、保険でついでに E-MAX BL2215/20 も買いました。BL2215/20 は安いですから。

    enPower 26-1200 と E-MAX BL2215/20 を買う
    enPower 26-1200 (左) と E-MAX BL2215/20
    メッキ仕上げのローターが奇麗な enPower 26-1200。他の400クラスモーターよりほんの少し小振りな外径。
    生産国は、やはり MADE IN CHINA。

    (製作その3へつづく)


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    Silky Wind 400S 製作1 (キット内容) [ラジコン飛行機の製作]

    「シルキーウィンド 400S」を安く購入できたのはよいのですが、中〜上級者向けとあって組み立て段階から手強いキットです。加工が必要な箇所が多く見受けられる割りには説明書が簡素で、飛行機の製作経験が浅い人には組み立てが難しいと思われます。

    難関その1:ラダー
    FRP製、塗装済みのボディ。仕上げは上々です。
    Silky Wind 400S ボディ
    ラダーはボディと一体成形されており、このままではラダーは動きません。ラダー用のリンケージピアノ線とホーンはついているので、ラダーを動かしたければ尾翼をカットする必要があります。

    「上級者向け」と言いつつラダー無しの仕様にはちょっと疑問を感じます。離陸滑走や着陸進入のコントロールを考えるとラダー無しではツライですし、ループやロールを奇麗に決めるためにもラダーは欲しいところです。

    難関その2:モーター周辺
    格好いいノーズです。
    モーターマウントは加工済みで、サイドスラスト・ダウンスラストがついています。
    Silky Wind 400S ノーズ
    しかしスリムなデザインが災いして、モーター周りのスペースが激狭です。ハッチ開口部もなく、モーターを固定する作業は難儀すること必至です。

    また、ボディには冷却穴が一切ありません。説明書には冷却については何も触れられていませんが、このまま飛ばすとモーターやアンプの熱がえらいことになる予感がします。

    難関その3:主翼
    主翼は組み立て済みです。接着剤が少し黄色く変色しているところが、在庫処分に至る年月を感じさせます。
    Silky Wind 400S 主翼パーツ
    ボディの主翼取り付け部にはダウエル穴が開いており、ウイングボルト固定ナットも取り付け済みです。これは助かります。

    よろしくないのは主翼とボディとの噛み合わせで、取り付け部の形状がいまいち合いません。主翼後縁部がはみ出すので削らなくてはなりません。またエルロンホーンがボディと干渉して、エルロンの可動範囲がとれません。この程度の加工くらいは簡単ですが、なんだか設計の「粗」が見えているようで、あまり気持ちよくありません。

    ま、年が明けたらじっくり楽しませていただくことにしましょう。
    みなさま、よいお年を。

    (製作その2へ)


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    新機導入 [ラジコン飛行機の製作]

    ラジコン飛行機を始めてから丸1年。ようやく2機目の導入を決めました。

    K&S「シルキーウィンド 400S」です。
    Silky Wind 400S
    (写真は、メーカーサイトより拝借)
    5年ほど前に発売された旧い機種で、今ではほんとど見かけません。1年前にネットショップでこのキットの写真を見て以来、ず〜っと欲しいと思っていました。

    ところが、この機種「中級〜上級者向け」です。

    メーカーWebサイトによると、
    『目を見張るような速度で飛ぶ400S』
    『安定が非常に良く、その上スピードも速い! エンジン機並の飛行性能を持っています。』
    『エルロンの効きがシャープ。』
    とのこと。

    自分のような初級者には手に負えないような気がして、なかなか購入には踏み切れませんでした。それに、私が欲しかったのは「ホワイトバージョン」で、Webショップで見かける在庫は「レッドバージョン」ばかり。


    そんなある日、Google 検索で偶然「ホワイトバージョン」を格安で販売しているWebショップを見つけました。どう考えても原価割れの叩き売り価格。RCカーが中心のショップだったので、飛行機キットを欲しがるお客さんがいなかったのでしょう。

    勝手な妄想が広がります。
    〜 店の倉庫でホコリをかぶっている「シルキーウィンド 400S」の箱 〜
    〜 キットを組み上げて、シルキーウィンドの翼にそよ風を感じている自分(うっとり) 〜

    「カゴに入れる」ボタンをぽちっとな♪
    他にも格安在庫処分品をついでにぽちっと♪

    翌日、キットが届く。おそろしいくらい便利な世の中です。
    しかも送料込みでわずか数千円。おそろしいくらいデフレな世の中です。(ただの在庫処分だって)

    届いた箱は若干黄ばんでいて、箱のシールにはこすれ跡、フタのホッチキスはとれています。
    どこから見ても立派な在庫処分品です。
    Silkey Wind 400Sキットの箱
    箱の写真は「レッドバージョン」が印刷されていますが、中身は注文通りの「ホワイトバージョン」。
    箱はボロですが内容物は問題なさそう。ボディ塗装の変色もありません。

    送料込み数千円で、あこがれの機体をGETできてラッキーでした。
    しかし、この飛行機、初級者向けではないと思われる要素が随所にあったのです。
    (つづく)


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    ラジコン飛行機を始める費用 [ラジコン飛行機の製作]

    ラジコン飛行機を始めるには、いくらお金がかかるのか!?

    ラジコン飛行機を始めてから1年が過ぎました。
    これからラジコン飛行機を始めようと思う方の目安になるかと思い、今までどれくらいの費用がかかったのかまとめてみました。ケース・バイ・ケースで費用は変わってきますが、参考として見てください。

    まず、絶対にはずせないものは、
    ラジコン保険 4,200円 (現在は4,500円)

    いきなり保険とはシブイですが、これははずせません。
    300g程度の軽量機とはいえ、フルスピードで人間に当たれば大ケガをさせる可能性があります。

    そして、肝心の機体とメカの費用。
    Futaba FF7 2.4GHz
    プロポ&受信機 Futaba FF7 2.4GHz TRセット 25,800円
    機体 RC実験工房 Savanna(サバンナ)9,450円
    モーター Waypoint E2205-32 2,580円
    アンプ CC ThinderBird-18A 4,480円
    プロペラ APC 7x5E 290円
    プロペラアダプタ 432円
    サーボ 4個 800円×4
    LiPoバッテリー HP-LVX1200-2S 2個 1,800円×2
    ディーンズコネクタ 265円×4
    他に、接着剤・テープ類が 1,000円ほど

    機体とメカ、ラジコン保険の小計:57,000円ほど

    LiPoバッテリー充電器として、
    充電器 E-sky EK2-0851 800円
    DCアダプター 12V5A電源 1,700円
    E-sky EK2-0851

    ただし、EK2-0851のような小型充電器を使うと充電に時間がかかりすぎて不便です。
    汎用的な充電器を買っておくことをお勧めします。 enRoute E4リポ系専用チャージャー 3,990円 くらいが最低限クラスだと思いますので、下記の合計費用はこちらで計算しておきます。

    以上、最低限度の費用の合計はおよそ 63,000円

    以下は必ずしも必要ではありませんが、出来る限り揃えておきたい用具類です。
    電圧・電流計 バッテリーアナライザー「Watt's Up」 7,140円
    ピアノ線カッター 2,700円
    プロペラバランサー TopFlight 2,688円
    アートナイフ 380円
    偏光サングラス 4,000円くらい
    小計: およそ17,000円

    これらを合計すると、およそ 80,000円
    機体&メカ類は5〜6万円程で済みますが、器具・工具類に費用がかかりますね。充電器や電流計、ピアノ線カッターを持っている人は少ないとと思います。ニッパーではピアノ線を切断できないので、ピアノ線カッターのような工具を持っている方が便利です。それから、プロポと工具一式がはいるケースも欲しくなるはずです。

    通販を利用すると送料や代引き手数料などがかかり、なんだかんだと5千円〜1万円弱は送料・手数料がかかります。
    私の場合、フライトシミュレーター 34,300円 も買っているので、
    初期費用で、合計12万円程度の出費になりました。



    追加費用など

    電動機は燃料代がかからず、EPPの機体は墜落しても簡単に修理できるので、あまり維持費はかかりません。

    しかしプロペラは消耗します。常に数本の予備は必要です。
    そこで模型屋へプロペラを買いにいくのですが、なぜか余計なパーツも一緒に買ってしまい、部屋には使っていないパーツがゴロゴロするようになります。

    買ってよかったのはサーボでした。

    サーボは最初1個800円の格安サーボ (HD-1600A) を使っていましたが、ニュートラル精度や分解能が低く、飛行姿勢が安定しませんでした。サーボを Waypoint 068 (1個2,180円) に換えたところ、ニュートラル・分解能とも段違いに良くなり、操縦が楽になりました。機体の動きがスティックの細かい操作についてくるようになり、ニュートラルも出るので普通に真っ直ぐ飛ばせます。

    なんだかんだでラジコン関係で使ったレシートの金額を累計すると、
    155,600円になっています。ウゲ…

    たった1機しか持っていない割に、出費だけは一人前にかかっています。

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    雪上滑走用にスキーを自作 [ラジコン飛行機の製作]

    前回の墜落以来、ラジコンを飛ばす機会がありません。

    仕事が忙しかったこともありますが、久しぶりに雪が降る日が続いていたのです。これまでは北陸の冬という風情の感じられない、雪のない写真ばかり掲載していましたが、やっと冬らしいブログを書くチャンスが訪れた気がします。

    というわけで、雪上滑走にトライすべく、ラジコン飛行機に装着するスキー板を作りました。

    ラジコン機に装着するスキーを自作
    2本板ではなく1本板で作りました。雪上では板が少し沈むので、1本板でも簡単には機体は倒れません。
    走らせると板が浮くので、滑走時には機体が左右に傾かないよう操縦する必要があります。

    ラジコン機に装着するスキーを自作
    スキー状の板を 3mm スチレンボードで作り、グラステープで補強しました。
    台座部分はEPPブロックをカットして作りました。

    板の先端の湾曲は、グラステープを強く引っ張りながらスチレンボードに貼り付けることで、スチレンボードを曲げて作ります。当初、カーブ状に造形したEPPブロックを接着することで湾曲部分を作ろうとしましたが、EPPブロックが軟らかいためスチレンボードの強さが勝ってほとんどカーブ状になりませんでした。しかし、スチレンボードにグラステープを引っ張りながら貼付けると、簡単にボードを曲げた状態で固定することができました。

    さあ、これで雪が降っても飛行に挑戦できる準備ができたぞ。
    雪景色が楽しみだ。明日の天気は…

    「雨」です。

    週間予報を見ても、しばらくは雪が降る気配はありません。
    温暖化のバカヤローです。




    P.S. その後、雪上フライトを試すことができました。
    雪上フライトの様子:失敗編
    雪上フライトの様子:成功編
    雪上フライトのムービー


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